― 福祉職が迷ったときに考えてほしい、現実的な判断軸 ―
「給料が変わらない」
「このままでいいのか不安になる」
福祉の仕事を続けていると、そんな気持ちがふと頭をよぎることはありませんか。
副業を始めるべきか。
それとも、思い切って転職を考えるべきか。
この2つで迷う福祉職の方は、とても多いと感じています。
なぜ福祉職は「副業か転職か」で迷いやすいのか
福祉の仕事は、やりがいがあります。
人の人生に関わり、感謝されることも多い仕事です。
一方で、
- 給料がなかなか上がらない
- 将来の生活が見えにくい
- 体力的な不安が年々増えていく
こうした現実とも、向き合わざるを得ません。
だからこそ
「今の仕事を続けたい気持ち」と
「現実を変えたい気持ち」
その間で揺れ動くのは、とても自然なことです。
僕自身の選択と、転職を経験して感じたこと
僕が福祉の仕事を始めたのは、今から20年ほど前です。
未経験から介護職としてスタートしました。
現場で働く中で、
「福祉は面白い」
「もっと広く、深く知りたい」
そう思うようになり、仕事を続けながら通信制大学で社会福祉士の勉強をしました。
国家試験に合格したあと、僕も転職を経験しています。
- 介護職 → 病院のソーシャルワーカー
- その後、高齢者施設の相談員
- 現在はケアマネジャー
振り返ってみると、福祉職の転職にはいくつかのパターンがあります。
- 資格を取ったあと、その資格を活かしたい転職
- 同じ職種で、条件の良い職場への転職
- 人間関係や環境を変えるための転職
どれが正解というわけではなく、
自分のライフプランにとって、今何が必要か
それを基準に選ぶことが大切だと感じています。
副業を選ぶ人が向いているタイプ
一方で、すぐに転職を選ばなくてもいいケースもあります。
たとえば、
- 今の仕事自体は嫌いではない
- 職場に大きな不満はない
- まずは収入を少し増やしたい
こういう方には、副業という選択肢はとても現実的です。
僕自身も、副業として在宅ワークを始めました。
ポイ活やクラウドソーシングで記事を書いたり、介護関連の監修を行い、月1万円を達成しています。
すぐに大きく稼げるわけではありませんが、
「自分でもできる」という感覚は、確実に自信になります。
転職を考え始めたほうがいいサイン
一方で、次のような状態が続いているなら、転職を視野に入れてもいいかもしれません。
- 心身ともに限界を感じている
- 今後、条件が改善される見込みがない
- 資格や経験が活かされていないと感じる
転職は逃げではありません。
自分を守るための戦略でもあります。
副業と転職は、二者択一じゃない
大切なのは、
「副業か」「転職か」
を今すぐ決めなくていい、ということです。
副業は、
- 自分の向き・不向きを知る
- スキルを試す
- 選択肢を増やす
そんな準備期間にもなります。
副業を経験したあとに、
「やっぱり今の仕事を続けよう」
「このスキルを活かして転職しよう」
と決める人も少なくありません。
Q&A(よくある質問)
Q1. 副業と転職、どちらが正解ですか?
A. 正解は人それぞれです。今の環境や体調、家族状況によって変わります。
たとえば、
「今の仕事自体は嫌いじゃないけど、収入面だけが不安」
という人にとっては、副業という選択はとても相性が良いかもしれません。
一方で、
「心や体が限界に近い」
「今後、状況が良くなる見込みが見えない」
そんな状態が続いているなら、転職を考えるのも自然な判断です。
大切なのは、
どちらが正しいかではなく、今の自分にとって無理がないかどうか。
答えは、他人ではなくあなた自身の中にあります。
Q2. 副業が向いていない人もいますか?
A. はい、います。無理に続ける必要はありません。
副業は「やれば必ず稼げる」ものではありません。
向き・不向きもありますし、生活リズムや性格によって合わない場合もあります。
・作業時間を確保するのがどうしても難しい
・やってみたけど、強いストレスを感じる
・本業や家庭に悪影響が出てしまう
こう感じたら、いったん立ち止まっても大丈夫です。
副業は義務ではありません。
「合わない」と気づけたこと自体が、ひとつの前進だと思います。
Q3. 転職を考えるのは甘えでしょうか?
A. 甘えではありません。自分の人生を守るための選択です。
福祉の仕事は、「我慢が美徳」になりやすい世界でもあります。
でも、無理を重ねて心や体を壊してしまっては、元も子もありません。
転職は、
逃げではなく、
これからの人生をどう生きるかを考えた結果の“行動”です。
自分の価値や経験を、別の場所で活かす。
それも立派な選択肢のひとつです。
Q4. 自分の好きなスタイルで副業をしてもいいのでしょうか?
A. はい。むしろ、その方が長く続きます。
本業では、仕事のやり方や環境に制限があります。
でも、副業は違います。
・作業する時間
・作業する場所
・集中しやすい環境
これを自分で決めていいのが、副業の良さです。
僕自身、本業では当然できませんが、
晩ごはんでお酒を飲んだあとや、飲みながら文章を書くこともあります。
お酒に強いというのもあるかもしれませんが、
文章に集中するときは、飲んでも飲まなくてもあまり変わりません。
大切なのは、
「自分が一番集中できるスタイル」を見つけること。
無理に理想像に合わせるより、
自分に合ったやり方を選ぶ方が、結果的に長く続きます。
迷っている今だからこそ、大事にしてほしいこと
- 焦らなくていい
- 小さく動けばいい
- やり直しは何度でもできる
迷っているということは、
すでに「考える段階」に入っている証拠です。
福祉の仕事で積み重ねてきた経験は、
必ずどこかで力になります。
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